【イベントレポート】(株)ツナグラボ主催 「ついついカード体験会」

2023年10月28日、淳風bizQ交流スペース(音楽室)にて
入居企業の(株)ツナグラボ主催の地域交流イベント「ついついカード体験会」が開催されました。

株式会社ツナグラボ
設  立:平成26年4月
事業内容:私立中高の生徒募集イベントの企画運営・広報支援をメイン事業として展開。研修事業として、SDGsやカーボンニュートラルなどの社会課題をテーマにしたカードゲームを使ったワークショップやネットモラルの啓発活動も行っている。

 

(株)ツナグラボの中西將之氏と福泉敏子氏、ボードゲームデザイナーの荒木勇輝氏がファシリテーターとしてイベントを進行してくださいました。各氏、ついついしちゃう行動を発表しながら自己紹介を行い和やかな雰囲気でイベントがスタート。

 

今回セミナーに参加された方は13名。41組に分かれてゲームが行われました。

半数以上は親子で参加されている方で、大人、子ども関係なく皆さんゲームを楽しまれていました。

 

ついついカードとは

 

ついついカードとは、「動画を見すぎてしまう」、「寝る前の時間にスマホやタブレットを触ってしまう」、「ゲームをやりすぎてしまう」、「お菓子を食べすぎてしまう」など、本当はダメだなとわかっているけどやってしまう「ついつい」が書かれたカードです。

このゲームでは、プレイヤーは「ついつい」やってしまう行動を予想してカードを場に出し、他のプレイヤーはカードに書かれた行動が自分に当てはまると感じたら挙手をします。

 

 

ゲーム終盤には「ついつい」行動に対抗する「ディフェンスカード」が登場。

「目の届かない場所に置く」「6秒待ってみる」など、場に出てきた「ついつい」行動の対策についてもゲームの中で話し合われました。

 

 

カードゲームを通じて、家族や友人と一緒に楽しみながら依存症に対する意識を高めることができる仕掛けがたくさん散りばめられていました。

 

「ついつい」しちゃう自分の行動を客観的に認知する

 

「つーいつい!」という掛け声と一緒にカードが場に出され、自分に当てはまる行動が書かれていれば手をあげていく。カードに書かれた行動を普段の自分に照らし合わせていくことで、自身の生活を改めて見返すきっかけになっているように感じました。

今回最年少参加の5歳のお子さんも、「これは私のことだ。」と「ついつい」行動を自分ごととして捉えられている様子が見られました。

 

 

親と子がフラットな関係になって話し合えるように

 

今回のイベント後、親御さんは口を揃えて「普段なら喧嘩になってしまうような内容を楽しく話し合えたのがよかった。」とおっしゃられていました。

普段であれば、親が子に対して注意をする。もしくは親が作ったルールを子どもに守らせるようなことになりがちだと思います。

「お菓子を食べてしまう」カードで手をあげるお母さんを見たお子さんが驚く様子を見せたり、「お父さんはいつもお酒飲みすぎちゃうでしょ!」とお子さんから言われてしまったりする様子も見られ、ゲームが進んでいくにつれ、親子がフラットな関係で「ついつい」行動について楽しく話し合えるような土壌ができていくように感じました。

 

 

親子一緒に家庭のルール作りを

 

ゲーム終盤はディフェンスカードが登場。場に出ているついつい行動に対して有効な対策が書かれたディフェンスカードを場に出していくことでポイントが獲得できます。

お子様自身が身を乗り出し、主体的に対策を挙げていく姿が見られたのはカードゲームで楽しく遊びながらできたからこそだと感じました。

アンケートには「子どもが自分自身でルールを決めて、それを守り続けられるようになるコンテンツ」というお言葉もありました。

 

 

実はディフェンスカードはついついカードゲームを作り始めた頃にはなかったそう。ゲームを楽しむだけ終わるのではなく、対策を家庭に持ち帰って行動してもらうために新しく加わったカードだそうです。

「スイッチを目に見える場所に置かないようにしたい。」「朝、携帯を触っている時間を勉強の時間に変えたい。」とお子さん時自身が自ら気づき、改めていけるような仕掛けになっていると感じました。

ゲーム終了後は自分にとって最強の「ついついモンスター」を考え、参加者全員で絵を書いて発表されました。

 

 

 

 

「ついつい」の誘いを断り、健やかな生活を

 

最後に中西氏は、ネット依存、ゲーム依存の怖さと睡眠の重要性について伝えられました。

YouTubeの次の動画ボタンはついつい押しちゃうよね。」「ゲームのコンテニューもついつい押しちゃうよね。」という中西氏の問いかけに対して、子どもたちから「絶対しちゃう!」と合いの手が入るなど、「ついつい」行動への危機感を強く感じられている様子でした。

「ゲームの他にも色々とやりすぎてしまうことがあると気づけた。今回対策も考えることができたので家に帰って実践してみたい。」「いつも自分がやっていることを振り返ると、改善できそうなことがたくさんあると思った。スマホ依存には気をつけたい。」とイベント終了後に語る子どもたちには頼もしさを感じました。きっと家で実践してくれていると思います。

 

 

「子ども自身もネット依存やゲームのしすぎが良くないという自覚は持っています。ついついカードが自分自身の行動の見直しや、ご家庭での話し合いのきっかけづくりに役立てると嬉しいです。」とイベント終了後に中西氏は語られていました。

 

 

ついついカードはいくつかのブラッシュアップを経て、クラウドファンディングを12月に実施予定です。

クラウドファンディングに関する情報は(株)ツナグラボさんのホームページをご確認ください。

https://www.tsunagu-lab.jp/

淳風bizQでは、今後も様々なイベントを企画して参ります。

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レポート&フォト:川西 純雅(earthcampus